セキュリティアップデートを含む累積更新プログラムです。この更新プログラムを適用することで脆弱性が修正されます。
プログラムのハイライト
● Windowsの脆弱性を修正
● リモート環境においてスマートカードで認証すると、PCが60秒後にシャットダウンする不具合を修正
● サインイン時にスマートカードアイコンが表示されない不具合を修正
● 一部環境でWi-Fiに接続できない不具合を修正
詳細
- リモートシステムでの認証にスマートカードを使用した後、デバイスが60秒後にシャットダウンする問題が修正されました。
- 複数の証明書を持つスマートカードが存在する場合に、ログイン時にスマートカードのアイコンが表示されない問題が修正されました。
- KB5032288またはKB5033375をインストールした後、一部のWi-Fiアダプターを使用している場合に、特定のネットワークへの接続に問題が発生する問題が修正されました。Wi-Fiネットワークで802.1xプロトコルが使用されている場合、この問題が発生する可能性が高く、家庭用ネットワークではほとんど発生しないでしょう。
- 複数のモニターを備えたWindowsデバイスでは、Copilotを使用する際にデスクトップアイコンが予期せず移動するか、その他のアイコンの配置に問題が発生する可能性があります。
不具合情報
不具合概要 | 回避策 | |
---|---|---|
Mobile Device Management (MDM)アプリの
BitLocker 構成サービスプロバイダー(CSP)ノードで 『FixedDrivesEncryptionType』または 『SystemDrivesEncryptionType』 ポリシー設定を使用すると、一部環境において 『Require Device Encryption』設定に 65000エラーが誤って表示されることがあります。 このエラーは表示上のエラーで、 実際には影響はありません。 この不具合はMicrosoft Intuneで発生します。 また、 サードパーティ製 MDMでも影響を受ける可能性があります。 この不具合は、以下のOSに影響します。 Client: Windows11 23H2 / 22H2 / 21H2、 Windows10 22H2 / 21H2、 Windows10 Enterprise LTSC 2019 |
Microsoft Intuneでこの不具合を緩和するには、
『Enforce drive encryption type on operating system drives』 または『Enforce drive encryption on fixed drives』 ポリシーを未構成に設定してください。 Microsoftは不具合の解決に取り組んでおり、 今後のアップデートで修正を予定しています。 |
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マルチモニター環境において、
Copilot in Windows (プレビュー)を使用すると、 アイコンの位置が移動したりズレる場合があります。 |
Microsoftによると、
この不具合が発生する恐れのある環境では Copilot in Windowsを使用できない (有効にならない)場合があるとのこと。 すでにCopilotが有効になっている環境での 具体的な回避策は案内されていません。 Microsoftは不具合の解決に取り組んでおり、 今後のアップデートで修正を予定しています。 |
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COLRv1カラーフォントフォーマットが
正常にレンダリングされません。 |
Microsoftから回避策は案内されていません。
Microsoftは不具合の解決に取り組んでおり、 今後のアップデートで修正を予定しています。 |