これはリモコンライトを改造:リモコンライトの構成部品の内、赤外線リモコン受信部の部品を、タイトルにある様に改造して、N700Sプラレールに車室内照明をつけ、リモートコントロールしたい・と考えたのです。使ったのはダイソー リモコンライト330円
(リモコン部テスト用CR2025ボタン電池付きリモコンライト、単4電池3本使用・別売り)
急いで確認したかったのでパッケージ部分の写真を取り忘れていました。
(後から追加購入したいと思って、2日後に行ったら人気商品らしく売り切れでした)
ですので、この写真しかありません。
左から、取り出した赤外線リモコン受信部
(表面実装LEDが3つ乗っかっています)
リモコン送信機
(ON/OFF、調光+-無段階・10%、40%、80%、100%、なんとタイマー)
白いのがリモコンライト本体
(分解済み、下部に単四電池フォルダー)
下はパッケージの台紙です。
赤外線リモコン受信モジュール
メイン基板
メインはこれ赤外線リモコン受信モジュール(白の四角い箱の中に組み込まれています。)
構成部品
部品番号:HY005_03,
製造年月日:2019-12-31・・・大晦日でも仕事!
構成部品は以下(画像を拡大表示します。)
LED :Light Emitting Diode
D1,D2,D3:表面実装LED(黄色いやつ、秋月電子だと1個60円)
ダイオード
D4:汎用整流用ダイオード(秋月電子で1個5円)
赤外線センサー
U1:3つのLEDの中に配置されている黒いもの、たぶん赤外線センサー
部品番号が分からないので、似たようなものが秋月電子通商で1個50円
MOSFET or CMOS Microcontroller
U2:8端子の黒いやつ、パワーMOSFET、これも部品番号が分からないので、似たようなものが秋月電子通商で1個200円(モノタロウで1個599円)
※. MOSFET表記は、8-pin 8-Bit CMOS Microcontrollerかも知れません ? 詳しい方がいらっしゃれば、このブログにコメント戴けると嬉しいです。m(・・)m
(PIC12C508A-04/SNだとすると、Digi-Keyで1個217円です。)
2回路入りCMOSオペアンプだと、秋月電子で1個320円です。
型番が分からないので何とも言えませんが、・・・・・・・・・・・・・・・
積層コンデンサ
C1:薄膜高分子積層コンデンサ(1個70円~)
抵抗器
R2(分かりにくいけど、赤外線センサーの下)、R3,R4,R5、R6,R7,:表面実装:金属皮膜チップ抵抗器(5個100円~)
スイッチ
S1:表面実装用タクトスイッチ(1個10円~、10個入り100円~)
これだけでも~
調べることができた部品代だけで軽く600円を超えています。
それにプリント基板代に、加工賃、外装・包材費、中間マージン・・・
不明
Q1:不明・・・多分LEDドライブ用トランジスタ(3つ足の様だし) ???
プリント基板
白いベースはプリント基板(多分多層)
凄いぞダイソー
これで、売価330円凄いぞダイソー
(恐るべきは中国の製造メーカー)
治具を作成
D1,D2,D3は、私の用途的には不要なのですが、この基盤の赤外線リモコンで点灯・消灯をコントロールできる様に、プラレール室内照明用のLEDをつなげて見たいと思っています。
どの回路にプラレール室内照明用のLEDをつなげれば良いのか回路図がないので回路を追ってみたいと思います。
そこで、この様な治具を作ってみました。
Li-Poバッテリー(あとで別の目的に使用)は別として
他は百均で購入したLEDライトシリーズを分解したものを再利用しています。
・白い枠:カラビナ付2WayランタンのLED枠
・3つのLED:9SMD&1LED Boxライトを分解したもの
これを使って、プリント基盤を透かして回路を確認したいと思っています。
まずは、裏からライトを当てて
やりました、見えました!
まるでレントゲン写真の様ですネ。
もう一度、今度は100均のカッターマットの上に載せて
画像をトリミングして拡大して見ましょう。
表面から
もう一つ
大体はわかるのですが、完全ではありません。基盤を裏返して反対側からも見てみましょう。
基盤を裏返してライトを当てて撮影したものは、トリミングしてもよくわかりません。
結果
結果、回路を追ってみたものの、
多層プリント基盤の様で、肝心のLED出力部分が分かりませんでした。
表面実装回路のR8:抵抗器は実装されていませんし、その上部のMOSFET端子はーの様です。MOSFET向かって上側の中の2端子(②,③)は、利用されていない様に見えます。
もしかして、この端子2つの内で利用できるものがないかと、リモコン操作中にテスターを当ててみたのですが、有効な出力が得られませんでした。
回路図を戴きました
読者の方が、Mail添付で回路図を送ってくださいました。
HY005_03 No.71023
表面実装のLEDを剥がす
そこで、表面実装のLEDを剥がして、
そこから延長ケーブルをはんだ付けして外付けLEDライトを付けることにしました。
赤外線リモコン受信モジュールの画像が、今までのものと逆向きになっていますが、表面実装LEDの一番剥がしやすいところ(D3)を選んで剥がし、その後リード線をハンダ付けし、外部接続LEDにつなぎ、バッテリーに接続後の配置で撮影した結果です。
表面実装
表面実装のLEDですから、
ヒートガンは持っていないし、半田ごてで剝がすのに注意して、
さらに+-の間隔が狭いのでハンダブリッジしない様にやっとの思いでハンダ付けが出来ました。
(後から判明するのですが、外付けLEDライト表記が間違っていました。)
リモコンで、点灯操作ができるか確認します。
正常に動作(点灯)しました
調光10%でも直接ではかなり眩しいです。
半透明プラ板を載せてみました。
それでも眩しいですが、
この電源(Li-Poバッテリー)で、先頭車・中間車・後尾車のLEDも賄う予定なので、良しとします。
後から判明
「極性違い」しかもこれだけでない
極性違いが判明
では、上のLED基板から出ているリード線のまま、
赤をプラス、青をマイナスと理解して、リモコン受信部のプリント基板の元表面実装のLED端子にはんだ付けし、点灯も確認しました。
でも、
外付けLED基盤(凸凹部分はカット加工済み)の+-が青マジックで書いたのが正(元々の表記は間違っている)です。(後からこのLED基盤を単体でバッテリーに接続したら点灯しなかった、バッテリーからのリード線を反転して点灯を確認できたため)
部分拡大写真:
は、外付けLED基盤の拡大部分です。
最初からある基板上の+-は銅色の部分で、間違っているので青マジックでー+を記入しました。
付け替える
おかげで、付け替えるハメになりました。
このために、
後から再ハンダ作業でリモコン受信部のプリント基板の元表面実装のLED端子のリード線を赤青を入れ替えました。(だって+-リード線の色違いは気持ち良くないですから。)
元々分解を前提に作られていないし、
+-の表示(エイッチング表示)が違っていても、付け替えて点灯が確認できれば良しということなのだろうか?
百均で売価で110円、仕入れ値は、いか程か?
(製造メーカーの中国での原価は、供給価格は?)
でもこの様なものが、この提供価格で作れるのは恐るべし
ただ、これ1つの商品だけじゃあなかったんです。
これも
上部:青線が+?
電源をつないでみたら、下部:黒線が+でした。
それにしても、リード線の色についてはこだわりがない様です。
(というか規格が存在しないのか?黒と青の組み合わせ、他にも同じ商品の別の分解品では、白が(-)で、黒が(+)というものがありました。
他にあと4つ同じ商品を分解して使うつもりなんですが、果たしてどんなケーブル線の色の組み合わせがでてくることやら)
➡気持ち悪いし、後からの配線間違えない様にするために、リード線を変えました。
赤:プラスのリード線です。
これも
これは、どちらの端子にも赤いリード線を使っていました。
しかも、表示されている極性(+-)が間違っています。
こちらも、正しい極性を青マジックで記載しリード線を置換えました。
先頭車
先頭車の加工
先頭車は駆動ユニットと電池スペースがあるため、隙間がとても少ないです。
ここでは、最小限の車内照明だけの追加に留めます。
しかも、LED部分も、駆動輪に干渉させないため極薄が求められます。
また、直接LEDの光があたると、目に良くない他、眩しすぎるので、
半透明のプラ板も使用できない為、工夫が必要です。
そこで、
外側にマスキングテープを貼って、窓の部分に内側からグルーガンでグルー(ホットボンド)を流し込みました。
使用するLEDはここから取り出します。
カラビナ付2wayランタン
これが、110円で買えるなんて、やるなあ流石ダイソーですネ。
7個も買ってしまいました。
でも本来のカラビナ付2wayランタンとして使うのは・・・・・・・・1個だけなんです。
(あとは、プラレール改造用、他にも使い道がありそうなので、また買うかも!)
これを分解して使います(先頭車には2つ)
裏面
電池Box部分のネジを外し、蓋を外したところ
カラビナ部分のネジを外す
カラビナ部分の片方を外す
カラビナ部分のもう一つネジを外し、間にペグを挟みます。
反対側にもう一枚ペグを挟み、ずらして引っ掛け爪を外していきます。
ピンセットも使いました。
やっと、外れました。
上段:外側カバー、大型丸LED単体、LED切り替えスイッチ、COBタイプLED、白色反射板
下段:外側カバー、LED切り替えスイッチ用丸ボタン側、COBタイプLED透明アクリルパネル、カラビナ部分
上段:外側カバー、大型丸LED単体、LED切り替えスイッチ、COBタイプLED、白色反射板
下段:外側カバー、LED切り替えスイッチ用丸ボタン側、COBタイプLED透明アクリルパネル
白色反射板を外したら、抵抗器が見えてきました。
配線のハンダ付けを外します(とても溶けにくいハンダを使っています)
外装の下に取り出したもの
大型丸LED、COBタイプLED、LED切り替えスイッチ、抵抗器、青リード線
この内再利用するものは、COBタイプLEDと、抵抗器だけです。
COBタイプLED裏面、アルミニウムのヒートシンクで、熱対策がしっかりされているものです。
COBタイプLED表面、LEDは10粒(訂正)です。
(ここも後から気付くのですが、青リード線がハンダ付けされている端子の下に+マークが、そして青リード線がハンダ付けされている端子の上にかすかにーマークが付いているのですが、この極性マークは間違いなんです。・・・あとから後尾車用に分解する2つも)
LEDユニット
先行して買ったカラビナ付2wayランタンのLi-Poバッテリー(3.7v)させています。
ここでは、LEDの熱対策にアルミニウムの裏面しか見えません。
事前発熱確認
Li-Poバッテリー(3.7v)
を接続し、5分間くらい連続点灯でも、
熱く発熱することもなく、グルーが溶けだしてくることも無かったので、
これなら、プラレールの室内灯に使っても問題なさそうです。
続けて先頭車へLEDユニット追加
行程途中の撮影は省いて、最終形態のみ撮影しています。
グルー焼け・・・ご勘弁
「グルー焼けがみっともないのはご勘弁」
先頭車の駆動ユニット+単三電池格納部分と外側のスペースが狭いため
グルーガンで追加のグルー(ホットボンド)を盛るわけにも行かず、
かといって、防眩用の窓部分のグルーを溶かしLEDユニットを融着させるには、
グルーガンの熱量が足りない為、
ここは止む無く半田ごてを使ったら、一部のグルーが焦げたのです。
先頭車LED点灯確認
内側
正常に全てのLEDが点灯しました。
正面
前照灯には手持ちの白色LEDを使いました。
僅かに青みがかっているのは、元々のプラレールプラスチック色の為です。
左側面
まだマスキングテープは外せませんが、
テープを剥がしたらどのように見えるでしょうか、お楽しみです。
右側面
こちら側のLEDの方が光が強い様で、四つの客席窓の両隣のドア窓の明かりも点いています。
(まあ、この値段でLEDの多少のばらつきは仕方ないことです。)
上から
ここからだと、 ヘッドライト(前照灯)は白く見えますね。
中間車
中間車は、客席窓が先頭車や後尾車に比べ多いのとスペース的にも余裕がある為、別のLEDを使います。
中間車の加工
使用するものは
使用する(分解・利用する)ものはこれ、
9SMD & 1LED Boxライト
裏面説明
取り出してみます。
裏側
4つのネジを外しました。これで簡単に外れる様です。
分解開始
中身が見えてきました。
割と簡単な構造の様で、これなら簡単に外せそうです。
ベークライト基板(多分LED基板)の2箇所で、プラスチック棒柱の部分で融着・固定しています。
電池ボックスとの結線を外して見ました。
ここのリード線もまた微妙な色です。
赤がプラスなのは良いとして、電池ボックスへのマイナスが黄色のリード線・・・・・・やはりこだわりも無いと思える。
ベークライトのプリント基板上に表面実装のLEDが9個
表面実装のLED用の抵抗器とスライドスイッチ経由で大型丸LED用の抵抗器の2つも実装されています。(この抵抗器は使用しません。・・・他を流用します。後述)
このままだと長すぎて中間車に収まらないので切断します(画像は既に切断したものです。)
中間車に利用するのはこの9LED部分の2本(9SMD & 1LED Boxライト 2個分)です。
この部品2つだけでも220円以上の価値があるかと思います。
極性が!
ただ、極性(+-)がここでも間違っていました。
画像の上側が+、下側がーでした。リード線もそれぞれ赤と黒にしました。
LEDがとても眩しいため、半透明のプラ板と青色ペグで覆っています。
LED設置
中間車へのLED設置が終わりました。
中ほどに見える抵抗器は先頭車で使ったLED2つ分の内の1つを流用しています。
(後から、この抵抗器は外します。)
リード線にも極性違いが
また、先頭車、後尾車へのリード線は
で、amazonで購入したものですが、ここでも数本に極性違いがみつかりました。
一見しただけではとても見つけることが困難で、
コネクタ部分も極小の為、間違って付けにくい構造です。
コネクタ接合部はオス・メスと形状が異なる為、誤った方向に差し込みができません。
最初につないだ時に点灯しなかったので、ケーブルとコネクタ間の断線を疑ってみたのですが、断線は見つけられず。
まさかとは思ってみたものの、コネクタの接合部をニッパで取り除き、逆方向に接続したら点灯しました。
こんな、小さな部分でどうやったら逆になるのか不思議ですが、結果からコネクタ内で入れ替わっているといか思えないものでした。
LED点灯確認中間車
先頭車ともコネクタ付きリード線を介して接続・点灯を確認
中間車の方は、まだ台車部分を取り付けていません。
遠景に見えるのは、これから工作する後尾車です。
中間車台車付け先頭車と連結
連結して、先頭車とのケーブルコネクタを接続し中間車の後ろからケーブルコネクタを介しバッテリーから給電、先頭車+中間車でLEDの点灯を確認
背景がキーボードなのは、ご愛敬
先頭車への給電も成功
後尾車
後尾車の加工
続いて後尾車の加工・工作です。
テールランプ部分の加工
先頭車とは違い、後尾車のテールランプはプラスチックの上に赤塗装をしているだけでした。
そこで、テールランプの形状にデザインナイフで切れ込みを入れ、その後からデザインナイフを使って、丁寧にテールランプの形にプラスチックを切り取りました。
上から、マスキングテープを貼り、中からグルーガンでホットボンドを流し込みました。
後尾車後側の切り込みカット部分は、後からLi-Poバッテリー用のType-C充電器モジュールを載せる部分で、カットした屋根部分のプラスチックを再度加工して、モジュールを下から支える形にしています。
テールランプ部分には、手持ちの赤色LEDを2灯セットしズレない様にホットボンドで留めています
後尾車のスペースを有効利用
後尾車は、大きなスペースがありますので、両側にLEDユニットをセットする他、
内部の前部に赤外線リモコン受信モジュール、後部にLi-Poバッテリーを設置します。
また、切り欠きの上にバッテリー充電用のType-C充電器モジュールを載せます。
点灯させると
部品の積載イメージ
このほか、両側にLEDユニット、Li-Poバッテリーの裏側(外側)にType-C充電器モジュールを載せて、バッテリーと接続します。
客室照明用LEDの用意
これをあと2つ分解して使います。
ここでも極性違いが
分解しました。やはり、リード線の色使いは無頓着の様です。
左上:LED上の極性+-マークが見えます。
右上:点灯確認:青リード線にー、白リード線に+を接続しないと点灯しません。
(やはりLED上の極性+-マークが間違っているのです。)
左下:LED上の極性は画像では映っていませんが、目視では上+、下ーが確認できます。
右下:点灯確認:青リード線にー、赤リード線に+を接続しないと点灯しません。
(やはりLED上の極性+-マークが間違っているのです。
リード線的にはこれ(青リード線にー、赤リード線に+)が標準だと思うのですが)
確信犯?
それとも、
LED上の極性+-マーク間違いに気づいていて、
青リード線をマイナスに、
白または赤のリード線をプラスにはんだ付けしたのだろうか?
電池ボックスの極性ーからは、青リード線で、丸型LEDのアノード側(+)にハンダ付けしているし、
電池ボックスの極性+からは、抵抗器を介してLED切り替えスイッチに入り
LED切り替えスイッチの出力側の1は、白または赤のリード線を使い。
LED切り替えスイッチの出力側の2は、丸型LEDのカソード側(-)を直にハンダ付けしているので、回路的には正しいから。
組み込み前に接続
後尾車にそれぞれの部品を組み込む前に、ハンダ付けします。
(理由は、組み込んだ後でのハンダ付けはかなり面倒になるからです。)
Type-c充電器モジュール
Type-C充電器モジュールは、画像の様に後尾車の外側に載せて瞬間接着剤で固定します。
画像はイメージです。
中間車との接続ケーブルコネクタの為に、四角い穴をあけておきます。
やっと受信モジュールの出番
赤外線リモコン受信モジュールから、後尾車の外側で配線し、バッテリーに繋いで、中間車・先頭車ともケーブルコネクタに接続し点灯確認です。(まだ、Type-c充電器モジュールは繋いでいません)
調光100%でも、先頭車のヘッドライトが暗いです。
やはりLED60灯以上だと、1100mAhのバッテリーでもきついのでしょうか?
(後尾車の窓照明が明るく見えるのは、外に置いているLEDの光の反射のせいです。)
調光80%だと、先頭車のヘッドライトは殆ど点灯していない様に見えます。
調光40%だと、後尾車のテールランプと、外に置いたLEDの粒が見える程度です。
充電器モジュールとつないで
Type-C充電器モジュールを繋いで繋いで点灯確認です。
これはAmazonで21/08に、10個入り849円で買ったものです。
中々優秀で、各処で重宝しています。
(入力端子がMicro-USBのものも以前これより安く買ったのですが、断然Type-C端子のものの方が良いです。)
この後、抵抗器を外してみました。というのは、赤外線リモコン受信モジュールの1つのLED(表面実装)から外したところからリード線をつないでいるのですが、元々受信モジュールの方に抵抗器(R4,R5、R6)が実装されているから不要なのです。
ただ、この抵抗器を外したら後尾車用のLEDだけ明るくなりました。
そしてテールランプ用の赤色LEDが更に明るきなったので、外した抵抗器をテールランプ用の赤色LEDに付けて減光させました。
(また、既に組み込んでいる中間車・先頭車の抵抗器を外す様にします。)
組み込み
組み込みます。
点灯確認
ここでも、点灯確認です。
赤外線リモコン受信モジュール上の2つの表面実装のLEDは(点灯)不要なのですが、ハンダごてで外すのがたいへんなので、このままにしておきます。
赤外線センサーは基板に寝かせられた形ではんだ付けされていますが、後から指で曲げて基板から立てる様にしました。その方が受信感度があがり約2m位まで操作できます。(パッケージにはリモコン受信距離約5mとありますが、プラレール内に収めた結果感度が下がった様です。)
充電器モジュールの動作確認
充電回路がうまく働くか、確認です。
USB充電器からUSBケーブルを介してType-cコネクタから充電器モジュールへの接続
充電開始。受電モジュール上のLEDが赤色点灯します。
充電中
充電中の点灯確認(実際の場面ではありえませんが)
充電完了
充電が完了しました。
Type-C充電器モジュール上のLEDが青色に点灯します。
これで、Type-C充電器モジュールの正常動作確認終了です。
連結・点灯
連結・点灯して横から撮ってみましょう。
上から撮ってみましょう。
この時は未だ、中間車・先頭車の抵抗器は外していません。
後尾車の窓照明の明かりだけがデスクマットに反射して見えます。
ここまでの画像では、各車間の照明の明暗差が伝わりにくいと思っています。
明暗差
室内の照明を消して撮影してみましょう。
やはり、後尾車だけが、他より明るいです。
この角度からは、それなりに全車の窓照明は明るく見えます。
テールランプの明るさに比べ、ヘッドライトの明るさは明らかに・・・・
レールにのせて
ヘッドライトが!
やはり、先頭車のヘッドライトの光量が足りません。
手持ちの白色LEDで手ごろのものがないので、交換できません。
外した丸型大のLEDをリューターで削ってヘッドライト部に収まるようにするか、
ベークライトプリント基板に表面実装されているLED部分を切り取ってつかうか、
さもなければAmazonから購入するか・・・・・
でも、これは後回しにします。
理由は、ブログに出来るだけ早く載せたかったからです。
先頭車:改修
ヘッドライトが暗すぎるので、別のLEDに交換します。
LED
中間車で使ったのもと同じものを分離・加工して
ドリルビットは使うかどうか思案中です。
改修用LED用意
デザインナイフで、表裏両方から切れ目を入れて
プリント基板上の絶縁層をデザインナイフで剥がし、予備ハンダ付けをします。
表面実装LEDの両極(絶縁層を剥がし多部分)に銅線をハンダ付けします。
ドリルビットは結局使いませんでした。銅線に比べて1.5mmと太く、使うとハンダ付け部分が少なくなるので
使用した銅線も100均で購入
0.28mmと0.55mm、0.28mmだけで良かったのですが、
作業のしやすさ(極性判別と取り回し)を考えて、0.55mmを+極用に利用しました。
ハンダ付けが正しく出来たか?確認するために1LEDごと点灯を確認します。
ベークライト板上のプリント基板は、予めデザインナイフで切断していますので隣のLEDは点灯しません。
4つのLEDが用意できたので、ベークライト基板から分離・切断します。
断線などがないか?もう一度4つのLEDが点灯するか確認します。
2LEDづつペアにしてハンダ付けします。
この時は未だ、裏側(LEDが付いていない方)どうしを合わせた状態にしています。
もう一度、点灯確認です。
画像では左側の点灯が良く見えませんが、正しく点灯しています。
これで、ヘッドライト用のLEDが用意できました。
続いて、現状の先頭車のヘッドライトを取り外します。
ヘッドライトを取り外し
余っていた百均のLEDを押さえつけて取り付ける必要があったので、
沢山のグルーの除去が厄介な状態です。
先頭車のヘッドライト部分のベースが見えてきました。
このプラレールのヘッドライト部分が少し青みがかっているのが見えますでしょうか?
これが、前回の画像でも、お分り頂けた部分の元々の原因です。
(今回もこのまま使用します。)
LEDをのせる部分(うす青色部分も含め)に
背中合わせをやめて、2LEDを並べる形にしました。
片方をグルーで仮留してLEDを点灯させ様子を見ます。
ベークライト板を2個(LEDはこの裏側に)この様に配置しました。
右側ヘッドライトが明るく点灯しています。
この状態では、充分すぎる明るさです。
もう一方も取り付けます。
まだ、古いLEDは撤去していません。
両方のヘッドライトの仮留状態で点灯確認
良さそうです。
0.28mmと0.55mmの銅線のクロス部分は重なった様に見えていますが、グルーで充分に絶縁しています。
両方ヘッドライトが明るく点灯しています。
この状態で充分な様です。
車室内のLED照明とも接続して確認します。
配線の養生をして、再度点灯確認です。
下部の覆いからの光は漏れて来ていません。
台車を付けて、先頭車のヘッドライト点灯状況を確認します。
レールにのせて、先頭車のヘッドライト点灯状況の確認です。
上から
前回と同じ位置から
前回に比べ、かなり改善されたように思えます。
後尾車の赤いテールランプの光漏れが気になります。
アップで、
前回はアップでも暗かったので、これだけ光量があれば良いでしょう。
やはり、後尾車の赤いテールランプの光漏れが気になります。
後尾車のテールランプの光漏れも改修します。
後尾車:改修
赤色LED光漏れ対策
テールランプの赤色が後尾車の上部と下部に赤く光漏れしている部分が気になりました。
原因はこれ
グルーを半分除去した状態でテールランプを点灯して撮影していますが、
LEDの光が強すぎてプラスチックを透過してしまい、
白い上部は赤く、下部の灰色部分も赤い光が透過してしまっていました。
そこで、ここも対策しました。
ペイントマーカー銀色で白い内側を塗装し、
下部の灰色部分も内部と外部も銀色に塗装しました。
使ったものは、これ
これも110円です。
これで、赤色の光漏れを抑えることができました。
最終確認
ヘッドライトもテールランプもいい具合です。
走行中です。(ピンボケでヘッドライトが見えません)
今回のテーマとは違いますが、この3層2重ループは、別に制作しました。
ちょっと古いですが、Youtubeに載せています。
宜しければ、ご覧ください。
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