ジェルタイプのパームレストを使っていたのですが、
Thank you for reading this post, don't forget to subscribe!キーボードをLogiのK840に変更してから使っていませんでした。
理由は、キーボードの高さに合わないからで、他のパームレストを探していたら、
木製のパームレストが・・・木製も良いなーと、色々探したのですが、いずれも19~20mmと高すぎです。そこで工作で作ってみることにしました。
自作ウッドパームレスト
ホームセンターで材料探し
近くのホームセンター(Olympic)へ行ってきました。
木材で手ごろなもの、仕上げで磨くためのサンドペーパー的なものなどを購入しました。
材料をご紹介します。
購入した材料ほか
ベースとなるものは、これ・・・桐集成材13×100×600mm
キーボードの横幅を測って行ったので、大体のサイズでこれが一番近かった。
(長すぎてカメラ横幅に収まりません)
縦向きでサイズ部分を撮影
反射で見辛いですが、厚さ13mmで、キーボードの下部がゴム足を含めて丁度良い具合です。
これを加工します。
併せて、きめの細かいサンドペーパーの代わりになるもの
#800相当
Scotch-brite みがきパッド(メッシュタイプです)
そして、#60と#240のサンディングブロックも買ってきました。
ブロックタイプは初めてですが、ホームセンターで見かけて使い易そうだったので買いました。
手元にある、#320のメッシュタイプの布ヤスリも併せて使います。
キーボードの長さに合わせて
桐板(集成材)は60cmあるのでかなり長いです。
ケンジントンのGEL Waveリストレストと比べても長いです。
キーボードの長さに合わせて線入れ
使った道具は、コレ
大工さんの道具で、スコヤと呼ばれています。
線から切り落とした部分はコレでヤスリ掛けをします。前回使ったままの状態で#120の布ヤスリが装着済みです。
これは、ハンドサンダーと言う物です。
切断して、ハンドサンダーで磨いた状態。
全体的に丸みを帯びさせるために、最初は四辺の全てを面取りの要領で削りました。
キーボードの高さより手前は低くします
さらに、手前部分(手首側)になるところは、更に低くするために緩やかなカーブになる様に削ります。
パームレストの手前の部分の高さを低くするためにノミで削っていきます。
徐々に高さを出していくために、手前部分をより低くします。
段階的に削って高さを調整するために、カラーボールペンでマーキングします。
この様に、段階的に削ります。
ノミで削った後はヤスリ掛け
#60と#240、#320そして#800で仕上げた後です。
次は名入れ(レタリング)
名盤と言うほどのものではないですが、素では味気ないので
名前「Alpha・ITC」を入れます。
ここは、Wordを使って、色々なフォントを試しました。
最終的にフォントは、Showcard Gothic にしました。フォントサイズは72ポイントです。
アルミテープを貼った上から、Wordで書いた名前の紙を貼り付けます。
アルミテープを貼った理由は、後で半田ごてを利用して文字を焼く為です。
デザインナイフで、文字を切り入れします。
これは、ダイソーで買ったものですが、モノが良くありません。
締め付けが甘く、しめても締めてもスグに緩んできて、グラついてきます。気を付けて作業をしないと危険です。
替え刃も併せて買ったのですが、もう次は出番がありません。
(次はちゃんとしたものを買わなければ)
大概のものは、100均でも良いものも多いですが、これは完全に外れです。
デザインナイフで名入れ後
次はハンダごてを使って名前を焼き付けします。
名前を焼き付け
中々、難しいものですネ!
熱で、アルミテープごと文字が剥がれてしまいます。
気を付けながらの慎重な作業となりました。
なんとか無事に焼き付けが終わりました。
紙を剥がすと、こんな感じになりました。
水性ニスで塗装
このままでは、汚れなどが付きやすいので塗装します。
匂いの少ない水性ニスを使います。
色はチーク
これもダイソーで買いました。
思っていた程の匂いがキツク無くて良かったです。
合わせて塗装用のハケも買いました。
裏面で試し塗り
思っていたより濃い目です。
もう少し薄い色の方が良かったかも。
今回は、これで進めます。
塗装1回目
これは、1度塗りの状態です。未だツヤはでません。
2度塗り後
まだ、乾いていない状態ですが、板にしみ込んだ部分と
そうでない部分のムラが目立ちます。
3度塗り後
光の具合からか、今度は反対側だけテカって見えます。
もう一度塗ります。
4度塗り:塗装直後は撮り忘れましたが、乾いたら良い感じになりました。
完成
なかなか味があって良いものになったと自己満足です。
ただ、ニスを塗りすぎたせいか、表面が少しべとつきます。
完全に乾ききっていないのかも知れません。少し時間が必要な様です。・・・・
1週間が経ちました、ニスが乾燥してべとつきが少なくなりました。
もう少し乾燥したら完璧になりそうです。
あなたも作ってみてはいかがでしょうか?
編集後記
この記事も、廃止したドメインのサイトに掲載していたものをリライトしたものです。
制作したパームレストは、新しいキーボードになった後でも現役です。
G913TKLはテンキーレスモデルなのでパームレストの方が長くなっていますが、右側にトラックボール(MX ERGO)を置いたときに丁度良いです。
フルキーボード(K840)時代は10キー部分でトラックボールが離れていたのでやや不便でした。現在は独立した10キーを左側に置いて、10キーを使う時は左手操作です。
パームレスト(palmrest)とはキーボードやマウスの手前にあるパットやクッションで、キーボードを打つとき手のひらを置いておくために使用する。これにより長期間の打鍵による生じる疲れや、腱鞘炎を予防することが出来る。
ウキペディア
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