Windows 11 Update Build 26100.3915 ーKB5055627

Windows 11 Windows 11
Build26100.3915 - KB5055627
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今回の更新は、主に14個の不具合対応と Copilot + PCに対する新機能改善および 7つの変更点の対応となっています。この更新を選択しない場合は、次の月例更新によって行われれます。

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不具合対応

  • OpenSSH サービスが起動せず、SSH接続が停止する問題を修正。
    詳細なログは記録されないため、手動で sshd.exe プログラムを実行する必要がありました。
  • 2025 年の Windows Server で「Get Help」アプリが開けない問題を修正。
  • タスクバーのアイコンが、PCをタブレットとして使用している際に適切にサイズアップしない問題を修正。
  • Windows セットアップを使用して Windows 11 バージョン 24H2 をインストールした後、System Preparation (Sysprep) を実行すると、ブートファイル構成が正しく更新されず、プッシュボタンリセットオプションが機能しない問題を修正。
  • タスクバーのアプリアイコンの下線が、アプリを閉じた後も表示されたままになる場合がある問題を修正。
  • Windowsキー + T を押した後に矢印キーを使用すると、アラビア語およびヘブライ語の表示言語で矢印が間違った方向に移動する問題を修正。
  • デスクトップにピン留めされたアプリのロジック更新、パッケージ化されたアプリでアクセントカラーの背景が表示されなくなりました。たとえば、スタートメニューのアプリリストからSnipping Toolをデスクトップにドラッグ&ドロップした場合、アイコンがより大きく、見やすくなりました。
  • トポロジを切り替えるために、WIN + P キーボードショートカットを2回押す必要がある場合がある問題を修正。
  • ExtFloodFill に、Win32 アプリケーションで水平線が誤った場所に表示されるまれな問題を修正。
  • Thunderbolt 経由で接続された外付けグラフィックカードが、一部のケースで予期せず検出されない問題を修正。
  • Hyper-V マネージャーが、VM の CPU 使用率を予期せず 0% と表示する問題を修正。
  • スタートメニューのアカウントマネージャーのサインアウトおよびその他のオプションボタンが、テキストサイズを大きくした場合に表示されない問題を修正。
  • File Explorer のアドレスバーが、開いた後にパスを予期せず表示しない場合がある問題を修正。

新機能

このビルドには、主に Copilot+ PC 向けの新しいAI機能とユーザーインターフェースの改善が含まれています。段階的に展開されるため、すべてのユーザーがすぐに利用できるわけではありません。

  • Recall (プレビュー): PC 上で見たものや行ったことを安全かつ新しい方法で検索できる機能です。Copilot+ PC のAI機能により、アプリ、ウェブサイト、画像、ドキュメントの内容を説明するだけで、素早く見つけて戻ることができます。この機能を利用するには、スナップショット(アクティビティの画像)の保存に同意し、Windows Hello に登録して本人確認を行う必要があります。スナップショットの保存はいつでも一時停止できます。
  • Click to Do (プレビュー): 画面上の気になるものに対して、より迅速にアクションを実行できる機能です。たとえば、画像を選択して Photos アプリでオブジェクトを消去したり、Paint で背景を削除したりできます。Windowsキー + マウスクリックまたは Windowsキー + Q で起動できます。Snapdragon 搭載の Copilot+ PC では、テキストを選択して要約したり、書き換えたりするインテリジェントなテキストアクションも利用できます。
  • 改善された Windows Search: Copilot+ PC 上で、ファイルエクスプローラー、タスクバーの検索、設定などで、より自然な言葉でドキュメント、写真、設定を検索できるようになります。ファイル名や正確なキーワードを覚える必要はありません。オフラインでも動作します。OneDrive に保存された写真も検索できます。
  • ナレーター: ナレーターが読み上げた内容を記録し、素早く参照できる機能です。音声の要約、ライブトランスクリプションの表示、最後に読み上げた内容のコピーなどが簡単なキーボード操作で可能。
  • Phone Link: スタートメニューから直接、PCとモバイルデバイス間の連携機能にアクセスできます。通話の発信、SMSメッセージの送信、写真へのアクセス、コンテンツの共有などが可能。
  • ウィジェット: ウェブ開発者は、既存のコンテンツを使用してインタラクティブなウィジェットを作成し、複数のウィジェットサーフェスに追加できます。ロック画面の天気ウィジェットがカスタマイズ可能に(欧州経済領域 (EEA) のデバイス)。
  • File Explorer: File Explorer ホームに、Microsoft 365 コンテンツへのアクセスを容易にするピボットベースのキュレーションされたビューが追加されました。zip ファイルの解凍パフォーマンスが向上しました(特に多数の小さなファイルを解凍する場合)。
  • 設定: Copilot+ PC 上で、Windows が推奨するアクションを管理するための新しい設定 ([設定] > [アプリ] > [アクション]) が追加されました。
  • Windows Studio Effects: PC が Studio Effects をサポートしており、まだ使用していない場合、カメラの初回使用後に自動フレーミングフィルターがオンになります。
  • Windows Update: Windows Update の設定ページとスタートメニューの電源ボタンに、アップデートをインストールするためにPCがオフラインになる推定時間が表示されるようになり。

その他の変更点

  • ExtFloodFill: まれな問題ですが、水平線が Win32 アプリケーションの誤った場所に表示される問題を修正。
  • グラフィック: Thunderbolt 経由で接続された外部グラフィックカードが、一部のケースで予期せず検出されない問題を修正。
  • Hyper-V マネージャー: VM の CPU 使用率が 0% と予期せず表示される問題を修正。
  • スタート: タッチジェスチャーを使用して、スタートメニューにピン留めされたアプリのリストを表示できない問題を修正。
  • タスクバー: タブレットモードでPCを使用しているときに、タスクバーのアイコンが適切にサイズアップしない問題を修正。
  • デスクトップアイコン: デスクトップにピン留めされたアプリのアイコンのロジックが更新され、パッケージ化されたアプリでアクセントカラーの背景が表示されなくなりました。
  • ディスプレイ: トポロジを切り替えるために、WIN + P キーボードショートカットを2回押す必要がある場合がある問題を修正。

Copilot+ PCの必要要件

現時点で公開されているCopilot+ PCの主な必要要件は以下の通りです。

  • プロセッサ: 40 TOPS(1秒あたりの兆演算回数)以上の処理性能を持つNPU(ニューラルプロセッシングユニット)を内蔵した、Microsoftが承認した特定のプロセッサまたはSoC(System on a Chip)が必要です。現在、以下のプロセッサが該当します。
    • AMD Ryzen™ AI 300 シリーズ
    • Intel® Core™ Ultra 200V シリーズ
    • Snapdragon® X Elite
    • Snapdragon® X Plus
  • RAM: 16GB LPDDR5またはDDR5
  • ストレージ: 256GB以上のSSDまたはUFS

これらの要件を満たすことで、Copilot+ PCの持つAI機能を最大限に活用できるとのことです。

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