ハイライト
Windowsオペレーティングシステムのセキュリティ問題に対処します。
(Windowsの「csrss.exe」にゼロデイ脆弱性)
(深刻度は「Important」にとどまるものの、すでに攻撃が確認されている問題が1件ある。
最悪の場合システム権限が奪取される可能性があり、警戒が必要)
(月例のセキュリティ更新プログラム)
改善
このセキュリティ更新プログラムには、
更新プログラムKB5014668 (20226/6/24リリースBuild2200.778)の一部であった改善が含まれております。
トランスクリプトログ(作業記録)にコンテンツが含まれないようにPowerShellコマンド出力をリダイレクト(redirect:自動的に転送する(仕組み))する問題に対処。
PowerShellログをオンにすると、トランスクリプトログに復号化されたパスワードが含まれる場合があります。(その結果、トランスクリプトログは復号化されたパスワードを失います。)
※ トランスクリプトログ(Powershellセッションに出力される内容をファイルに記録する(作業記録を残したいときに便利))
以前のアップデート(KB5014668 22/06/24 )をインストールした場合は、
このパッケージに含まれている新しいアップデートのみがダウンロードされ、デバイスにインストールされます。
Windows 11 サービススタックの更新-22000.795
この更新プログラムにより、WindowsUpdateをインストールするコンポーネントであるサービススタックの品質が向上します。
サービススタック更新(SSU)は、
デバイスがMicrosoft Updateを受信してインストールできるように、堅牢で信頼性の高いサービススタックを確保します。
そのほかの問題解決
そのほか、以前の更新プログラムが原因で引き起こされていた問題解決
- 2022年6月のWindowsセキュリティパッチに問題、Wi-Fiホットスポット機能が利用不能になる問題
- 2022年6月のWindowsパッチにまた問題、「Azure Active Directory」サインインが不能になる問題
- 2022年6月Bパッチで「Windows Server」のNATにトラブル、インターネット接続が不能になる問題
Let’s Note sz6 も
既知の問題
KB5014668時点と変わっておりません。
※ | 現象 ※.適用対象 |
回避策 |
---|---|---|
IT 管 理 者 |
この更新プログラムをインストールした後、 一部の .NET Framework 3.5 アプリで問題が発生したり、開けなくなります。 影響を受けるアプリは、 .NET Framework 3.5 の特定のオプション コンポーネント Windows Communication Foundation (WCF) や Windows Workflow (WWF) コンポーネントなど、 を使用しています。 |
Windows機能で.NET Framework 3.5とWindows Communication Foundation を再度有効にすることで、この問題を軽減できます。 手順については、「コントロール パネルの.NET Framework 3.5 を有効にする」を参照してください。 上級ユーザーまたは IT 管理者は、管理者特権のコマンド プロンプト(管理者として実行) を使用し、次のコマンドを実行して、プログラムでこれを行うことができます。 dism /online /enable-feature /featurename:netfx3 /all dism /online /enable-feature /featurename:WCF-HTTP-Activation dism /online /enable-feature /featurename:WCF-NonHTTP-Activation |
IT 管 理 者 |
この更新プログラムをインストールすると、 サイトにモーダル ダイアログ ボックスが表示されたときに、Microsoft Edge の IE モード タブが応答しなくなる可能性があります。 モーダル ダイアログ ボックスは、Web ページまたはアプリの他の部分を続行または操作する前に、ユーザーが応答する必要があるフォームまたはダイアログ ボックスです。 開発者向けメモ この問題の影響を受けるサイトは window.focus を呼び出します。 |
この問題は、既知の問題のロールバック(KIR)(英文)を使用して解決されます。 解決策がコンシューマー デバイスおよび非管理対象のビジネス デバイスに自動的に伝達するには、最大で 24 時間かかる場合があります。 Windows デバイスを再起動すると、解決策がデバイスに適用される時間を短縮できる可能性があります。 影響を受ける更新プログラムをインストールし、この問題が発生したエンタープライズ管理デバイスの場合は、以下に記載の特別なグループ ポリシーをインストールして構成することで解決できます。 これらの特別なグループ ポリシーのデプロイと構成の詳細については、「グループ ポリシーを使用して既知の問題ロールバックを展開する方法」を参照してください。 次のグループ ポリシー名を持つグループ ポリシーをダウンロードします。 ● Windows 11用にダウンロード- Windows 11 (最初のリリース) KB5014019 220624_22553 既知の問題ロールバック 重要この問題を解決するには、Windows のご使用のバージョン用のグループ ポリシーをインストールして構成する必要があります。 |
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