このメンテナンスリリースでは、
コアに関する9つのバグフィックスとブロックエディタに関する10のバグフィックスが行われています。
ファイルシステムのAPI修正:
ssh-rsa※1への代案として、
ssh-ed25519※2パブリックキーサインアルゴリズムを採用
※1.SSH(リモートでコンピューターにアクセスするためのプロトコル)の、
公開鍵暗号(暗号化と復号に別々の鍵を用いる暗号方式)の1つ
「RSA」:RSAは1977年に登場した歴史のある公開鍵暗号で、
桁数の大きい半素数の素因数分解が非常に難しいという性質を利用している
(SSHの鍵認証で最も広く使われている)
※2.「Ed25519鍵」:エドワーズ曲線デジタル署名の実装の一つ
(安全面と性能面が向上)
コアに関する9つのバグ修正
# | 問題番号 | 内容:コアに関する9つのバグ修正 |
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01 | #52409 | ファイルシステムのAPI修正:
ssh-rsa※1への代案として、 ssh-ed25519※2パブリックキーサインアルゴリズムを採用 ※1.SSH(リモートでコンピューターにアクセスするためのプロトコル)の、 公開鍵暗号(暗号化と復号に別々の鍵を用いる暗号方式)の1つ 「RSA」:RSAは1977年に登場した歴史のある公開鍵暗号で、 桁数の大きい半素数の素因数分解が非常に難しいという性質を利用している (SSHの鍵認証で最も広く使われている) ※2.「Ed25519鍵」:エドワーズ曲線デジタル署名の実装の一つ (安全面と性能面が向上) |
02 | #54878 | テーマ(themes)に関する修正:
ブロックテーマのインストールでライブ プレビュー リンクを非表示に設定 |
03 | #54916 | 管理面(Administration)での修正:
アクティブなテーマが「ブロックテーマ」の場合に、 「ウィジットメニュー」のために、メニュー・オーダーを指定できない様に |
04 | #54939 | カスタマイズに対する修正:
「ブロックテーマ」がアクティブな時は、 「サイトエディタ」に、カスタマイズ用の「情報※」を追加 |
05 | #55203 | メディア(Media)に対する修正:
関数”get_post_galleries()“に対する修正、 返り値を”return galleries”に修正 |
06 | #55241 | テーマ(themes)に関する修正:
関数”get_svg_filters()“に対する修正、 不確定な可変の警告を避ける(Avoid)様に修正 |
07 | #55311 | エディタ(Editor)に関する修正:
通常(regular)のディレクトリの外でWordPressを使う時に、 壊れたURLを修正する(Fix broken asset URLs) |
08 | #55337 | エディタ(Editor)に関する修正:
投稿と「サイトエディタ」のための プリロードパス(preload paths)を最適化(Optimize) |
09 | #55474 | アップデート(Update):
更新は、WordPress 5.9.3 でパッケージ |
ブロックエディタに関する10のバグ修正
# | GitHub# | 内容:ブロックエディタに関する10のバグ修正 |
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01 | PR38136 | アクセシビリティ向上:検索ボタンに「”aria-label“※3」を追加
※3.aria-label 属性:現在の要素にラベル付けする文字列を定義するために使用されます。 これはテキストラベルが画面に表示されない場合に使用します。 |
02 | PR38863 | テンプレートリスト:レコードタイトル※4、において
エンティティ(実体・主体・存在)をデコード(〔記号化されたものを〕解読する、復号する) ※4.レコードタイトルとは、次の項目で表示される文字列のこと ・ 通知の見出し ・ 検索結果に表示される各レコードの見出し ・ レコード詳細画面のページタイトル |
03 | PR38891 | 「CSSクラス名」を生成:cssの”uniqid()“の代わりに、関数”wp_unique_id()“を使用する |
04 | PR38765 | 「ブロック」を保護(Cover)する:グラデーションオーバーレイ(効果)の修正
(黒い背景色を取り除く) |
05 | PR39045 | 試み(Try):「レスポンシブ イメージ」のルールを固定化 |
06 | PR38762 | 疑似要素”::before”に対する予期せぬ陳腐化の為「#38761」の修正➡
(#38761:カバーブロックオーバーレイが冗長) WordPress 5.9では、 疑似要素”::before”は、実際の背景色クラスがコンテナ自体に適用されたときに、 ブロックコンテナから背景色を継承するオーバーレイレイヤーを提供しました。 |
07 | PR39091 | 『スタイル』設定が取り除かれる時のエラーを防ぐ修正 |
08 | PR39164 | “head“タグの中の、ブロックサポートスタイル(block support styles)の位置を変更 |
09 | PR39340 | ブロック内のイメージ(Image)のベースライン(baseline)のレスポンスの良さを回復させた |
10 | PR39445 | 「テーブルブロック」の背景色を保持しない様に修正 |
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