「WordPress 6.9」をあえて見送り「6.9.1」を待った理由。安定運用を支える慎重派のアップデート戦略

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何故6.9をスルーしたか?

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 WordPressのメジャーアップデート。新機能の魅力には惹かれるものの、「サイトが真っ白になったら?」「プラグインが動かなくなったら?」という不安がよぎり、更新ボタンをなかなか押せない方も多いのではないでしょうか。

私もその一人です。今回、WordPress 6.9のリリース時にはあえて静観を決め込み、メンテナンスリリースである「6.9.1」の登場を待ってから移行を行いました。本記事では、なぜ6.9をスルーしたのか、そして6.9.1で何が解決され、実際のCocoon環境でどうだったのかを詳しく解説します。

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なぜ「6.9」直後のアップデートは危険?

  • 初版に付き物の「初期バグ」: メジャーアップデート直後は、世界中で予期せぬ不具合が報告される「人柱」期間。
  • 今回懸念したリスク: 6.9で導入された新しいスクリプト読み込み最適化と、既存のキャッシュプラグイン(WP Fastest Cache等)との競合リスクについて。

今まで、WordPress 6.8.3で運用してきました。

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満を持して登場した「6.9.1」での改善点

  • 49件の修正という安心感: 致命的なCPU負荷問題や、エディターの挙動不審が解消された「枯れたバージョン」としての魅力。
  • メンテナンスリリースの重要性: 「新機能」ではなく「安定性」を重視するユーザーにとっての6.9.1の立ち位置。

【実録】Cocoon × WordPress 6.9.1 導入レポート

検証環境のスペック: PHP 8.3、テーマCocoon 2.9.0.1での挙動。

環境情報は以下です。
----------------------------------------------
サイト名:Webサイトに必要なことと道具
サイトURL:https://xn--ecka7j.biz
ホームURL:https://xn--ecka7j.biz
コンテンツURL:/wp-content
インクルードURL:/wp-includes/
テンプレートURL:/wp-content/themes/cocoon-master
スタイルシートURL:/wp-content/themes/cocoon-child-master
親テーマスタイル:/wp-content/themes/cocoon-master/style.css
子テーマスタイル:/wp-content/themes/cocoon-child-master/style.css
スキン:/wp-content/themes/cocoon-master/skins/silk/style.css
WordPressバージョン:6.8.3
PHPバージョン:8.3.21
ブラウザ:Mozilla/5.0 (Windows NT 10.0; Win64; x64) AppleWebKit/537.36 (KHTML, like Gecko) Chrome/144.0.0.0 Safari/537.36
サーバーソフト:Apache
サーバープロトコル:HTTP/1.1
言語:ja;q=0.8
----------------------------------------------
テーマ名:Cocoon
バージョン:2.9.0.1
カテゴリー数:20
タグ数:92
ユーザー数:1
----------------------------------------------
子テーマ名:Cocoon Child
バージョン:1.1.3
style.cssサイズ:14543 バイト
functions.phpサイズ:1861 バイト
----------------------------------------------
Gutenberg:1
Font Awesome:5
Auto Post Thumbnail:1
Retina:0
ホームイメージ:/wp-content/uploads/2020/02/ogt-512-512-024-068.png
----------------------------------------------
ブラウザキャッシュ有効化:1
HTML縮小化:0
CSS縮小化:1
JavaScript縮小化:1
Lazy Load:1
----------------------------------------------
利用中のプラグイン:
Advanced Custom Fields 6.7.0
Aurora Heatmap 1.7.1
EWWW Image Optimizer 8.3.1
Query Monitor 3.20.2
Regenerate Thumbnails 3.1.6
SiteGuard WP Plugin 1.7.9
Site Kit by Google 1.171.0
SlimStat Analytics 5.3.5
SVG Support 2.5.14
UpdraftPlus - Backup/Restore 1.26.1
Wordfence Security 8.1.4
WP-Optimize - Clean, Compress, Cache 4.4.1
WPCode Lite 2.3.3
WP Consent API 2.0.0
WP Fastest Cache 1.4.6
WP Multibyte Patch 2.9.3
WP Statistics 14.16
XO Security 3.10.8
----------------------------------------------

検証環境のスペック: PHP 8.3、テーマCocoon 2.9.0.1での挙動。

アップデートの手順:

  1. UpdraftPlusでの完全バックアップ
  2. 6.9.1への一気上げ
  3. キャッシュプラグインとCocoon側のキャッシュ再生成

結果:

スタイルの崩れや致命的なエラーは発生したのか?
(結論:事前のキャッシュクリアでクリア!)

慎重派が教える「アップデート後に必ず見るべき3箇所」

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  • ウィジェットとカスタマイザー: 6.9系の変更が影響しやすい場所。
  • お問い合わせフォームの送信テスト: システムメール周りの修正が入ったため必須。
  • モバイル表示のチェック: CSS最適化によるレイアウト崩れがないか。

まとめ:安定こそが最大のSEO

新機能を追うことも大切ですが、個人ブログやビジネスサイトにとって最も大切なのは「止まらないこと」です。6.9.1へのアップデートは、そのバランスが取れたベストなタイミングでした。

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「WP Fastest Cache」利用者のためのアップデート直後チェック

1. 全キャッシュの完全削除(必須)

アップデートが完了したら、真っ先にこれを行ってください。古いWordPress(6.8系)の構造で生成されたキャッシュが残っていると、新しいエディターのスタイルやCocoonの修正が反映されず、表示が崩れる最大の原因になります。

管理画面上部のツールバーにある [Delete Cache][Delete Cache and Minified CSS/JS] を実行してください。

「キャッシュ削除」について、WP Fastest Cacheだけでなく、Cocoonユーザーは「Cocoon設定 > 高速化」にあるキャッシュ削除ボタンで、「全てのキャッシュの削除」をクリックします。

2. 「CSSの縮小・結合」設定の一時的な見直し

もし表示が崩れたり、一部のアイコン(Font Awesomeなど)が表示されなくなった場合は、設定画面の「Options」タブで以下を確認してください

  • CSSの縮小 (Minify CSS): 一度チェックを外して改善するか確認。
  • CSSの結合 (Combine CSS): 6.9の「オンデマンド読み込み」と最も競合しやすい項目です。崩れがある場合はオフにしてください。

3. ログインユーザーへのキャッシュ非表示設定

「編集したのに反映されない」「管理画面の動きがおかしい」というトラブルを防ぐため、以下の項目が ON になっているか再確認してください。

  • ログインユーザー (Logged-in Users): 「ログインユーザーに対してキャッシュを表示しない」設定。
  • これにより、ログイン中の自分だけは常に最新の(キャッシュされていない)状態を確認でき、不具合の切り分けが容易になります。

4. モバイル表示の個別確認

WordPress 6.9.1ではモバイルでの挙動修正も含まれています。

WP Fastest Cacheの モバイル (Mobile) 項目で「モバイルユーザーに対してキャッシュを表示しない」設定にしている場合、アップデートの影響を直接受けやすいため、実機での表示確認を念入りに行ってください。

プラグインの整合性

私のサイトで利用中の主要プラグインと6.9.1の互換性予測。

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 Plugin互換性予測

 Written:2026/02/04
プラグイン名 互換性
リスク
備考
Advanced Custom Fields 6.9系のエディター変更に追従済み。
Site Kit by Google 6.9の新しいノート機能と干渉する報告は今のところありません。
Wordfence / SiteGuard 6.9.1での認証系API変更との致命的な競合は報告されていません。
WP Fastest Cache 6.9系の「スクリプト読み込みの最適化」と競合しやすいため、
更新後は必ずプラグイン側のキャッシュを再生成してください。
Aurora Heatmap 解析系はフロントエンドに影響を与えにくいため、ほぼ安全です。

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